球界のレジェンド、山本昌
■山本昌さんについて
山本昌さんは、中日ドラゴンズに所属していた野球選手です。
2015年に現役を引退しましたが、現役生活は非常に長く、球界のレジェンドと表現される事も少なくありません。
山本昌さんは1965年東京都で生まれました。
1983年にドラフト5位でプロ入り市、初出場は1986年の事です。
現役生活32年、実働期間29年というのは非常に長く、プロ野球人生の全てを中日ドラゴンズで送った方です。
現在ではスポーツコメンテーターや野球解説者、評論家としても活躍しています。
・50歳まで現役を続ける
一般的にスポーツ選手というのはそれほど長く現役生活を続けることは少なく、ある程度の年齢になると現役は引退して指導者に鳴ったり解説者になったりすることも少なくありません。
その点山本昌さんは50歳で現役を続けていました。
それによって、実はNPB史上初の50歳出場、当番を果たしたという記録も残しています。
その後野球解説者として活躍する傍ら、現在ではニュース番組のコメンテーターも務めています。
日本では最長のプレイヤーというだけでなく、主なタイトルとしては最多勝を3回、さらに最優秀防護率、最多奪三振はそれぞれ1回ずつ獲得しています。
またベストナインにも選ばれており、さらに2008年には通算200勝を達成しています。
■手術をすることがなかった山本昌さん
彼については、他の選手以上に非常に長い野球選手人生をどうして送ることができたのか、という事を取り上げられることも少なくありません。
実際に投手として公式試合だけでも32年間で5万球以上の球を投げてきました。
時には骨折した状態で投球を行った時すらあります。
ちなみに、その時に実は中日ドラゴンズを優勝に導いています。
・投球フォームの素晴らしさ
また、彼の大きな特徴の一つが、現役の間1回も体にメスを入れる事がなかったという事です。
通常ピッチャーは肘を酷使してしまって手術などが必要となる場合も決して珍しくありませんが、山本昌さんは現役時代に手術は行っていません。
それは、基本がしっかりとできていたこと、さらに肩を大きく回してできるだけけがをしないように配慮した投球フォームなどが関係していると言って良いでしょう。
様々な結果を残している山本昌さんは、球界のレジェンドとして野球ファンは勿論の事、あまり野球を知らない、野球に興味が無い人でもその名は知っているという程有名な方です。
大きな故障もなく50歳まで現役を続けてこられたのは、非常に素晴らしい事だと言って良いでしょう.
最終更新日 2025年6月17日 by kasaks