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ベーシスト講師の私による講演会

初心者目線でお話をする事

私は普段ミュージシャンとしてベーシストで活動しております。
3年前から講師として全国にある某大手楽器店を不定期で回りながら初心者向けのベース講演会及び実技をやって参りました。

そこで私自身学んだ事や、私目線でのコツをご紹介したいと思います。
まず講演をしていて一番難しいと感じた事は初心者目線でお話をする事です。

私は、ベースを始めて20年近くにもなるので初志の心と言いますか、ベースを始めた頃の自分を思い出しながら話をしております。
自分で普段からさりげなく使ってる業界用語も初心者の方は、ポカーンとした顔で聞いてたりして伝わらないままの時もありました。

なのでどの言葉を発するにも一回自分の中で、「伝わる言葉なのか?」と問いかけながら話をしております。

講演会に参加してくださる方が意外にも緊張して聞いてる

次に学んだ事は、私は元々緊張はしないタイプですが講演会に参加してくださる方が意外にも緊張して聞いてるという事です。
複数で知り合い同士で参加されるならまだしも、私の経験上一人で参加される方が圧倒的に多いです。

誰も知らない空間で話を聞く事は非常に緊張をするのですね。
その堅苦しい空気を壊す為にも時間が許す限り私は自己紹介を参加者一人一人にやらせておりました。

皆それぞれ育ってきた環境や性格が違っても音楽やベースという一つの共通点があります。
好きなバンドや好きなアーティストも各々聞いた時はニコニコして話し、全員紹介が終わる頃には和んでおりましたね。

一人の紹介が終わるたびに皆で拍手もして、気持ちも心地よくリラックスにもなるのです。
ようやくそこから私の話が始まるのです。

冒頭で難しい奏法を使ったベースを弾くライブをお披露目する

どんなに話をしていても自分のレベルの高さや経験値というのが伝わりにくくなったりします。
なので冒頭では私のバキバキに難しい奏法を使ったベースを弾くライブをお披露目します。

そこで参加者が「おぉ〜」となった所で心を鷲掴みするのです。
大体中間地点のお話に差し掛かった時うとうとして眠くなってくる方もいます。

それはそうです、ただ単に話を聞いていても眠くなったり耳に入ってくる言葉が心地良くなってしまうのです。
そんな時の為に、私はわざと参加者に質問を投げかけます。

「ベースの奏法は、どんなものがあるでしょうか?」

「バンドの中でベースと一番仲良くなきゃいけない楽器は?」

ランダムに参加者に当て、相手側はドキッとするのです。
そうする事でいつ自分が当てられるか分からないドキドキと、いつの前にか私と参加者の間での距離が縮まっていくのですね。

講演会をもう数え切れないぐらい行ってる私ですが、いつでもどの場所でも以上の点を主に感じながら行っております。
一番は楽しんで知ってもらう事が私のモットーとなっております。

 

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最終更新日 2025年6月17日 by kasaks

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